人の命を救うために働く、医療従事者にかけられた心ない言葉。こどもが保育園に通えなくなったら、医療従事者の方も安心して現場で働くことができません。現場に人手が減る。そうすれば、救えたはずの命が救えなくなる。それで良いんでしょうか?
#流行禁句大賞2020 #No1 を見る家族内で使われた言葉。今年は家で過ごす時間が増えて、やらなくてはいけない家事も増えました。当然、家事分担のベストバランスはそれぞれの家庭によって全く違います。
#流行禁句大賞2020 #No2 を見る出勤をしなくなった人が、朝、家族に言われ、実はとても傷ついていた言葉。中には、勤務開始後に画面越しに上司にも同じことを言われ、ダブルで傷ついた人も。
#流行禁句大賞2020 #No3 を見る他にも、看護師、保健所職員、トラック運転手、スーパーの店員など。今年、感染の不安を抱えながら、社会を支えるため出勤し続け、疲弊している人たちがいます。世の中の配慮は、足りていますか?
#流行禁句大賞2020 #No4 を見る実家を出ずに、実家にある自分の部屋、つまり「こども部屋」でくらす、中年男性に対しての言葉。背景には親の介護や経済的事情など、様々な理由があります。
#流行禁句大賞2020 #No5 を見る今年、ひとり暮らしの若者は、学校に行けずアルバイトもできず、ワンルームで孤独な時間を過ごしました。一方、地方の家族には「都会で暮らす子供を帰省させるな」という周囲からの圧力がかかる。来年はこんな事を言わなくて済むようになって欲しいものですね。
#流行禁句大賞2020 #No6 を見る日本は諸外国に比べ、感染者からの謝罪が多く見られました。社会が必要以上に、謝罪を求める空気をつくっていないでしょうか?また、勇気を振り絞って謝罪した人に対する、私たちの反応は適切でしょうか?
#流行禁句大賞2020 #No7 を見る世界的なコロナの流行で、これまで見えていなかった根深い差別が露出しました。誰もが良くないことだと知っているのに、どうして人種や国籍による差別は、なくならないのでしょうか。
#流行禁句大賞2020 #No8 を見るSNS上でもリアルでも、一部で自信満々に語られた、コロナへの警戒心を低下させ、感染拡大を促すリスクのある言葉。「コロナ感の違い」は今年、社会の分断を生んでしまいました。
#流行禁句大賞2020 #No9 を見る「女だから」「男だから」という考え方は、日本に根深く残っています。炎上したこの発言は、女性の衆議院議員のもの。言った本人だけでなく、聞いて受け入れてしまう周囲の姿勢にも、課題があるのでしょうか?
#流行禁句大賞2020 #No10 を見る今年大坂なおみ選手が、黒人差別の被害者の名前入りマスクを着用し、試合に出場した際、多く言われた。もしもあなたが、応援するスポーツ選手と、政治的スタンスが異なったら、どうしますか?
#流行禁句大賞2020 #No11 を見るコロナは県境に壁をつくり、地方と都市の分断を生み、「他県ナンバー狩り」と呼ばれる悪質な嫌がらせも発生しました。自粛の呼びかけと、自粛警察って、何が違うんだろう?
#流行禁句大賞2020 #No12 を見る今年の大ヒット漫画『鬼滅の刃』が、過度な同調圧力の材料に使われてしまっている事例。「キメハラ」という言葉も話題になりました。一方で、好きを共有したい人たちの気持ちも、無下には出来ません。
#流行禁句大賞2020 #No13 を見る世界で人種差別問題が話題になる際、日本で必ずといっていいほど言われてしまう。人種差別をなくすため、ひとりひとりにできることってなんでしょう?差別が「ない」のと「見えてない」のとでは大違いです。
#流行禁句大賞2020 #No14 を見る今年、多くの有名人が、SNSでの誹謗中傷に苦しみました。どうして、誹謗中傷は生まれてしまうんだろう。「有名人だから仕方ない」?「傷つくなら読まなければいい」?本当にそうなのでしょうか?
#流行禁句大賞2020 #No15 を見る小池都知事が使った「夜の街」という言葉で、様々な店舗がひとくくりにして語られるようになってしまいました。特に娯楽に関わる仕事が、“不要不急扱い”されることも。でも、娯楽が無い世界で生きていけますか?
#流行禁句大賞2020 #No16 を見る学生たちが、周囲からかけられた言葉。大学は、2020年後期も多くの講義がリモートです。楽しみにしていた学生生活。友だちにもなかなか会えず、サークル活動などもあまりできないままなんて、本当は嫌に決まっています。
#流行禁句大賞2020 #No17 を見るむしろ今、リモートワークによる「働きすぎ」が懸念がされている。また、疑心暗鬼の末に行きすぎた管理システムの導入に、ストレスを感じる人が増えている。「リモハラ」という言葉も生まれました。だけど、管理する側にもこれまでにない負担がかかっていること、忘れないでください。
#流行禁句大賞2020 #No18 を見る足立区議員が議会で発言し、炎上した言葉。多様なセクシュアリティへの理解は、進みつつあります。一方で、その理解度には大きく差が開いてしまっています。
#流行禁句大賞2020 #No19 を見る感染が拡大したことを受け、WHOは「原因の一部は若者の気の緩み」 にあると発表。「若者が~」と若者のせいにすることで、分断を生んでしまわない?
#流行禁句大賞2020 #No20 を見る流行禁句大賞事務局が、SNSなどのデスクリサーチと、1000名のアンケート調査を実施し、言葉を収集。
その後、#流行禁句大賞2020 選考委員の、軍地彩弓(編集者/ファッション・クリエイティブ・ディレクター)、津田大介(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト/ポリタス編集長)、ヨッピー(ライター)、熊平美香(一般社団法人21世紀学び研究所 代表理事)の4名が選考会議を開き20句を選出。
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